シュライアー研究室

ご挨拶

  北海道大学シュライアー研のホームページへようこそ。私たちは国際的な研究チームで記憶学習、意思決定や運動の研究を行なっています。


  脳はもっとも未知なる存在の一つです。近年の生命科学の進歩にもかかわらず、どうやって脳が我々の体と行動をコントロールしているのかは、まだまだわかっていないことがたくさんあります。そこで私たちは小さくて単純な無脊椎動物の脳、キイロショウジョウバエの幼虫の脳に着目しました。ショウジョウバエの幼虫は約1万個ほどしか神経細胞を持たないうえ、単一細胞レベルでの神経回路の解析を可能にする特殊な遺伝学ツールがすでに開発されているため、包括的に脳の機能を理解するのに非常に優れたモデル生物です。私たちはショウジョウバエ幼虫を用いて、その小さな脳がどうやって学習し、また記憶を意思決定に用いているのか理解しようとしています。


ショウジョウバエ幼虫の実際の動画をアニメーション化したもの。前進速度の変化が色で表されている。開始30秒後、脳内にある後退運動の司令ニューロンを光遺伝学によって活性化させたことで、幼虫が後ろ向きに進み始める。

大学生の方々へ

私たちの研究に興味のある学生さんはいつでもご連絡ください。

News

卒研生が優秀発表賞を受賞!

過去のニュースは こちら

研究について

「昆虫心理学」とも呼べる研究をしています。小さな昆虫はその単純な脳で何を"考えて"いるのでしょうか。

詳細は こちら